新しく住む場所を決める際は、候補となるそれぞれの地域について詳細に情報を集め、しっかり比較して検討しなければいけません。
情報を集めるエリアの単位としては、その地域を走っている路線の駅ごとに分割して個別のエリアと捉えるのがおすすめです。
今回は、和歌山県和歌山市にある紀三井寺駅の周辺に着目し、駅の概要と住環境から住みやすさについて解説します。
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駅の概要から見る紀三井寺駅周辺の住みやすさ
紀三井寺駅は、和歌山県和歌山市三葛に位置するJR西日本紀勢本線の駅です。
快速の停車駅でもあり、各駅停車の隣駅は黒江駅と宮前駅、快速の隣駅は黒江駅と和歌山駅となっています。
かつては単式ホームと島式ホームによる複合型の2面3線構造でしたが、1番線が御坊方面行き、3番線が和歌山方面行きであり、2番線はほとんど使われていませんでした。
2004年におこなわれた橋上駅への改築を機に3番線は撤去され、現在は2番線が和歌山方面行きの路線として活用されています。
2015年からは、ICOCAなどの各ICカードも利用可能です。
利用状況に関するデータでは、2021年時点における1日平均乗車人数は1,661人となっています。
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住環境から見る紀三井寺駅周辺の住みやすさ
紀三井寺駅から紀勢本線に乗車した場合、和歌山駅には10分以内でアクセス可能です。
和歌山駅は和歌山県のターミナル駅であり、JR西日本のほかの路線も乗り入れているので、各方面への交通アクセスは比較的良好だといえるでしょう。
ただし、電車の本数は1時間に2本程度なので、買い物などで出かける際はしっかり計画して移動しないと予定が大幅にズレてしまうかもしれません。
駅の近くには和歌山バスや和歌山市地域バスの停留所があり、関西国際空港行きのリムジンバスも出ています。
タクシーも比較的つかまりやすいので、電車とほかの交通網を組み合わせて利用するのがおすすめです。
紀三井寺駅付近の住環境の大きな特徴としては、和歌浦湾が近く自然が豊かなことが挙げられます。
和歌浦湾は片男波と呼ばれる良い波が来ることでも知られているので、サーフィンをする方にとってはうれしいスポットです。
一方、夏の行楽シーズンにはマリンスポーツ目的の観光客が多く訪れるので、渋滞や喧騒が住みやすさにマイナスの影響を及ぼす可能性もあります。
駅の近くには業務用スーパーマーケットがあるので日常的な買い物で困ることはありませんが、本格的な買い物をする場合は和歌山駅などへの移動が必要です。
教育機関や文化施設としては、駅の近くに幼稚園や学校、図書館があります。
駅の近くには交番があり、全体的に治安も良好なので、落ちついた環境で子育てをしたい世帯に向いている地域です。
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まとめ
今回は、概要と住環境の両面から紀三井寺駅周辺の住みやすさについて解説しました。
和歌山駅へのアクセスが良好な一方で電車の本数自体は少ないので、自身のライフスタイルや車の有無などを考慮して、自身にとっての住みやすさを考えると良いでしょう。
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