和歌山市へのお引っ越しを検討している方のなかには、近くにどのような公園や庭園があるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
和歌山市には、全国的にも珍しい海水を取り入れた湖のある「養翠園」という庭園があります。
そこで今回は、和歌山市にある「養翠園」をご紹介します。
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「養翠園」の概要
「養翠園」(ようすいえん)は、紀州徳川家第10代藩主の治寶(はるとみ)公により造営された庭園です。
隠居所であった西浜御殿からの清遊の場、外来者の接待の場、として1818年(文政元年)より8年ほどかけて造営した 大名庭園です。
「養翠園」の命名は 三条公修公で「マツ」の「ミドリ」を「ヤシナウ」「ソノ」という意味です。
また、約33,000㎡におよぶ敷地には、海水を取り入れた潮入りの池、松を中心とした植栽を配置しており全国でも珍しい庭園です。
池が海水のため、魚はイナ、ウナギ、ハゼ、など海と川の境目に生息する生物がたくさん生息しています。
さらに、大名庭園でありながら御茶を楽しむという目的のため、カキツバタ、アヤメ、アジサイ、ツバキ、など、四季折々の花木が訪れる人々に季節を感じさせてくれます。
そのほかにも、庭園には御茶屋、養翠亭があり、茶室・実際庵(二畳台目)や左斜め登り御廊下など貴重な遺構が保存されております。
●所在地:和歌山県和歌山市西浜1164
●アクセス:バス「養翠園前」停留所より徒歩約7分
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「養翠園」の見どころとは?
「養翠園」の見どころとして、まず「養翠亭」があげられます。
「養翠亭」は、築後177年経つ総建坪94坪、部屋数19室の建物で、藩主が使われた別荘建築として旧地に旧状のまま残る全国的に 珍しい建物です。
養翠亭は個人の私亭なので、観光目的の案内はしていませんが、茶道の同好の士、学術学問のため 亭内見学をご希望の方は相談で利用できるようです。
また、四季折々の花木や、季節ごとに訪れる生き物も見どころの一つでしょう。
春は桜がさいており、5月頃にはカキツバタやツツジで庭が彩り、ツツジは主に湊御殿前芝生周辺で楽しめます。
夏は6月には、ガクアジサイやヤマアジサイが咲いており、「あじさい小路」を通って色鮮やかなあじさいを楽しむことができます。
ハギ・ススキ・ツワブキ・ハゼが咲く秋も、季候もよく、虫の鳴き声や色づいていく木々など秋の訪れを五感で感じられるでしょう。
海水温が下がる冬は、プランクトンなどが減り、藻や濁りが少なくなるので、とくに澄んだ綺麗な潮入りの池を楽しむことができる季節です。
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まとめ
「養翠園」は、紀州徳川家第10代藩主の治寶公により造営された庭園で、約33,000㎡におよぶ敷地には、潮入りの池や御茶屋などがあります。
また、「養翠園」の見どころとして、「養翠亭」といった建築物や、庭園に広がる季節の花木、生息する生物などの自然が挙げられます。
このような、自然に囲まれた趣ある庭園「養翠園」のある、和歌山市へのお引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。
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