和歌山市へのお引っ越しをお考えの方のなかには、近くにどのような歴史的な建造物があるのか、気になる方もいらっしゃるかと思います。
和歌山市には、さまざまな歴史的建造物がありますが、そのなかでも「旧中筋家住宅」という、大規模民家をご存じでしょうか。
そこで、今回は「旧中筋家住宅」の概要や特徴についてご紹介します。
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「旧中筋家住宅」の概要
熊野古道沿いに佇む「旧中筋家住宅」(きゅうなかすじけじゅうたく)は、江戸時代末期に栄えた和佐組大庄屋にふさわしい屋敷構えを残しています。
主屋は嘉永5年(1852 )に建設され、3階の望山楼や20畳敷きの大広間などをもつ、紀の川流域随一の大規模民家です。
また、昭和49年(1974)には、主屋のほか表門・長屋蔵・北蔵・内蔵・御成門の付属建物が、国の重要文化財に指定されました。
そして戦後、旧中筋家住宅は、楫本重一氏の所有となり維持管理されていました。
その後、所有者が楫本泰輔氏、管理団体が和歌山市となり、平成12年(2000)から約10年間にわたって保存修理事業を行ない、平成22年8月から一般公開しています。
なお、開場時間は、午前9時から午後4時30分まで(ただし、入場は午後4時まで)、公開日は3月から11月までの間の土曜日、日曜日、祝日です。
利用料金は、一般が100円(高校生以下は無料)、団体(20人以上)では 80円になります。
●所在地:和歌山県和歌山市禰宜148番地
●アクセス:JR和歌山線「千旦駅」より徒歩約20分
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「旧中筋家住宅」の特徴について
「旧中筋家住宅」には、いくつかの特徴がありますが、今回は「建築」「催し物」をピックアップしてご紹介します。
まず、旧中筋家住宅は、屋敷地が南北約57メートル・東西約40メートル、敷地面積が約2,200平方メートルあり、その外周は土塀で囲まれてるお屋敷です。
屋敷地の東側と南側には堀のような水路があり、東側は熊野古道に面しており、南側の水路にかかる石橋を渡ると表門があり、門をくぐると正面に主屋がそびえています。
また、主屋は嘉永5年(1852)の建築で、規模が大きく接客空間の充実した複雑な間取りとなっています。
屋根は、本瓦と桟瓦で葺き分けており、桟瓦には丸桟瓦と呼ばれる、和歌山独持の形状の瓦を使っていることも特徴です。
そのほかにも、催し物では2024年8月3日(土)4日(日)に、一般公開14周年記念無料公開、10月には和歌山の歴史的建造物映像上映会が行われます。
11月17日(日)には古民家で昔ばなしを聞く会も開催されるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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まとめ
熊野古道沿いに佇む「旧中筋家住宅」は、主屋が嘉永5年(1852 )に建設され、3階の望山楼や20畳敷きの大広間をもつ、紀の川流域随一の大規模民家です。
また、広い敷地には水路や石橋、主屋が建ち、瓦には和歌山独持の形状の瓦を使っていることも特徴で、この大きな屋敷跡では1年を通して催し物が開催されています。
このような「旧中筋家住宅」があり、歴史が感じられる和歌山市へのお引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。
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