購入を検討している土地に電柱があった場合、撤去や移設が可能なのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、移設にかかる工事費用はどれくらいなのか、負担者は誰なのかも併せて知りたいところだと思います。
今回は土地購入を検討している方に向けて、電柱が邪魔になるケースや、移設の可否、工事費用などをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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土地購入時に電柱が邪魔になるケースとは?
家を建てるために土地を購入するとき、電柱の場所によっては邪魔に感じる場合があります。
土地の前面道路に建っている場合は、駐車スペースが電柱と干渉しないよう計画する必要があり、プランを考えるうえで厄介に感じるでしょう。
また電柱は、転倒防止のために「支線」と呼ばれるケーブルと繋がれています。
柱自体の場所は邪魔にならなくても、支線が敷地の前面道路に被っていて邪魔になるケースはよくある話です。
敷地内にある場合は、土地購入の更地の段階では気にならなかったのに、家を建ててみたら出入りが不便だったり物置に影響が出たりと邪魔になるパターンもあります。
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土地購入後の邪魔な電柱移設・撤去は可能?
現在使われていない古い電柱の場合は撤去が可能です。
使われているものは基本的に撤去は不可能で、邪魔な場合は移設となります。
ただし、申し出れば必ず移設できるわけではなく、認められやすいケースとそうでないケースがあります。
認められやすいのは、敷地内から敷地内への移動や、道路から敷地内への移動、敷地の前面道路の範囲内での移動です。
一方で移設が難しいのは、住宅密集地や敷地内から公道への移動です。
これらのケースは移設先の場所の確保がしにくい点や、隣人による反対などにより移設が困難な点があります。
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土地にある邪魔な電柱の移設・撤去にかかる費用はどれくらい?
移設・撤去にかかる工事費は事業者が負担する場合と土地所有者が負担する場合の両方があるので、事前によく確認しておく必要があります。
費用は工事内容によって幅がありますが、一本につき15〜35万円程度が相場です。
移設可能かを含めてまずは電柱を管轄する電力会社に調査をおこなってもらうので、問い合わせをしてみましょう。
問い合わせの際は、プレートに記載された「電柱番号」と所在地の住所が必要です。
また、移設には現地調査や近隣との話し合いを含めて3~4か月ほどかかる場合もあります。
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まとめ
土地購入時に電柱が邪魔な場合、状況によっては移設や撤去が可能です。
管轄の電力会社に問い合わせ、工事が可能かどうか確認してみましょう。
工事費用については電力会社負担と土地の所有者の負担のどちらのケースもあるので、事前によく確認するのが大切です。
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