不動産投資の資金を借りたいときは、住宅ローンではなくアパートローンなどを使う形となります。
アパートローンは住宅ローンよりも使用の機会が限られているため、ローンの特徴などは事前に確認したほうが安心です。
今回は、アパートローンとはどんなローンなのか、プロパーローンとの違い、使用にあたっての注意点を解説します。
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この記事の執筆者
センチュリー21際 ブログ担当
【 資格：宅地建物取引主任者、木造ハウジングコーディネーター、ファイナンシャル・プランニング技能士】得意な物件は売買物件。
全般センチュリー21際では、和歌山市を中心に不動産売買・設計・リフォームなど土地・建物に関することを総合的に行っております。「顧客第一・地域密着」をモットーにお客様に満足していただけるよう、不動産売却・購入をサポートさせていただきます。
アパートローンとは？不動産投資にあたっての基本
アパートローンとは、投資用の不動産を購入・建設する際に使えるローンです。
借り入れ金の使い道は広く、敷地の購入や建物の増改築・大規模修繕などにも使えます。
アパートローンの使用対象となる不動産にもいくつかの種類があり、アパートのみならずマンションの購入にも使用可能です。
さらに一棟まるごとの購入にも限定されず、一室（区分所有権）を買うときにも使えます。
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不動産投資に使えるアパートローンとプロパーローンの違い
プロパーローンとは、保証会社を使わないローンで、融資の条件が個別に決められる点からオーダーメイド型融資とも呼ばれます。
たとえば借り入れ金の用途に一律の制限はなく、融資にあたって金融機関から個別に使い道を指定されます。
保証に関しては連帯保証人が必須とされ、審査基準もやや厳しめですが、金利はアパートローンより低いことが多いです。
一方のアパートローンは、融資の条件が一律で決まっているためにパッケージ型融資とも呼ばれます。
借り入れ金の用途としては投資用の不動産の購入が基本であり、保証に関しては保証会社の利用が必要です。
審査基準は不動産の資産価値や収益性などから判断され、金利は年2～5％の範囲が一般的です。
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不動産投資にあたってアパートローンを使う際の注意点
アパートローンを利用する際、まずは年間返済額の年収に占める割合「返済比率」に注意が必要です。
返済比率が低いほうが返済の負担は軽く、審査を通過できる可能性も高くなります。
次に、返済計画は投資開始後のコストやリスクをふまえて立てることも大事です。
とくに空室の発生や家賃の下落を織り込んでいないと、やや甘い想定となって返済に苦労しかねません。
このほか、団体信用生命保険に加入するかどうかも、注意して決める必要があります。
債務者の死亡や高度障害で保険金が下りるのはメリットですが、相続税対策を見据えた投資なら団体信用生命保険に入らないほうが良い場合もあります。
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まとめ
アパートローンとは、投資用の不動産の購入や建設に使えるローンです。
借り入れ金の用途は投資用不動産の購入に限定され、保証会社の利用も必須です。
返済比率を低く抑えることや団体信用生命保険の加入をどうするかなど、注意点を考慮しつつ利用を検討しましょう。
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