近年、共働き世帯の増加に伴い、時短家電のニーズが高まりつつあります。
食器洗い乾燥機は、そんな時短家電の1つですが、設置費用が高いことから導入を悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、食器洗い乾燥機の上手な選び方について解説します。
導入することによるメリット・デメリット、種類別の特徴や取り付け費用など、参考にしてみてください。
メリット・デメリットから考える食器洗い乾燥機の選び方
まず、食器洗い乾燥機のメリット・デメリットを知って、導入を検討してみましょう。
メリット
食器洗い乾燥機の一番のメリットは家事の時間の短縮です。
すべて手洗いすると20~30分かかる食器洗いも、食器洗い乾燥機を利用すれば食器を並べるだけで、そのあとは食器洗い乾燥機にお任せです。
また、食器洗い乾燥機では60~80℃の高温で洗浄するため、殺菌効果が期待できるうえ、節水にもつながります。
デメリット
食器洗い乾燥機のデメリットとしては、まず設置場所が必要という点が挙げられます。
キッチンカウンターなどの上に置くタイプはもちろん、システムキッチンの一部に埋め込むビルトイン型でも、その分収納スペースが減ることになります。
また、高温に弱いプラスチックや木製の食器など、食器洗い乾燥機では洗えない食器もあるという点に注意が必要です。
食器洗い乾燥機の種類別の特徴と上手な選び方
食器洗い乾燥機には大きく分けて「据え置き型」と「ビルトイン型」の2種類があります。
それぞれの特徴から上手な選び方を考えてみましょう。
据え置き型
キッチンの空いているスペースに置いて使用する据え置き型の食器洗い乾燥機は、設置にかかる手間や費用が少なく、賃貸物件でも導入のが特徴です。
ビルトイン型に比べて容量が限られる傾向にあるため、少人数家庭に向いています。
ビルトイン型
シンク下に埋め込むビルトイン型の食器洗い乾燥機は大容量の機種が多く、鍋やフライパンといった調理器具も洗いやすいため、大人数家庭向きといえます。
キッチンの作業スペースを減らさずに導入でき、見た目もすっきりとしますが、据え置き型よりも初期費用が高くなりがちです。
設置にかかる工事や費用から考える食器洗い乾燥機の選び方
据え置き型の場合、100Vコンセントが設置場所近くにあれば工事の必要はありませんが、ビルトイン型の場合には機種に対応する100Vまたは200Vの電源工事が必要です。
また、ビルトイン型はシステムキッチンに収めるための工事が、据え置き型ではタンク給水方式に対応した機種以外は分岐水栓の設置が必要です。
設置費用としては、据え置き型の場合、分岐水栓工事のみで5,000円~1万円前後が相場です。
一方ビルトイン型の設置には大掛かりな工事が必要なため、工事費のみでも3~5万円前後かかります。
まとめ
食器洗い乾燥機の上手な選び方は、据え置き型・ビルトイン型それぞれの特徴を把握したうえで、家族構成や設置場所に対応したものを選ぶことです。
家事の手間を少しでも減らすため、便利な時短家電の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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