家の売却活動にはさまざまな手法がありますが、近年「ホームステージング」が注目を集めています。
できるだけ早期・高値で家を売却したい場合に、このホームステージングは最適な手法のひとつといえるでしょう。
今回は家の売却を検討している方に向けて、ホームステージングとはなにか、メリットや費用についても解説します。
この記事の執筆者
センチュリー21際 ブログ担当
【 資格：宅地建物取引主任者、木造ハウジングコーディネーター、ファイナンシャル・プランニング技能士】得意な物件は売買物件。
全般センチュリー21際では、和歌山市を中心に不動産売買・設計・リフォームなど土地・建物に関することを総合的に行っております。「顧客第一・地域密着」をモットーにお客様に満足していただけるよう、不動産売却・購入をサポートさせていただきます。
家の売却手法であるホームステージングとは？
ホームステージングとは、売却したい家の内装を家具や小物を用いて、モデルルームのようにコーディネートする手法です。
もともとは中古物件の売買が盛んであるアメリカでよく使われていた手法で、1970年代にバーブ・シュワルツ氏が提唱したとされています。
欧米では、ホームステージングには中古の家を早期・高値で売却できる効果があるという考え方が定番です。
日本では2010年以降に取り入れられ、中古物件の売買件数増加に伴い、ホームステージングをおこなう専門業者も増加しています。
ホームステージングを用いて家を売却するメリットとは？
ホームステージングを用いて家を売却する最大のメリットは、家の販売期間を短縮できる点でしょう。
購入希望者は、物件の立地や間取りなどにくわえて、内覧した際の印象や雰囲気で購入するかどうかを判断しています。
ホームステージングを施し、売却する物件の印象や雰囲気をより魅力的・印象的に演出することで、早期の売却実現に期待ができるのです。
また、物件が高く売れるという点もホームステージングのメリットでしょう。
ホームステージングを施して物件を魅力的に演出できれば、相場よりも高値で売却できる可能性が高くなります。
また、購入希望者が現れない場合、販売価格を段階的に下げていくのが一般的ですが、ホームステージングを施した物件は売れ残りのリスクも低くなるため、希望価格で売却できるケースが多いのです。
家の売却にホームステージングを利用する場合の費用
ホームステージングの費用の相場は、物件に居住しながらであればおおよそ5万円～、空き家であればおおよそ15万円～といわれています。
居住しながらホームステージングを施す場合は、専門業者などからのアドバイスに基づき売主自身でコーディネートするため、費用はそれほど高額にはならないでしょう。
空き家にホームステージングを施す場合は、家具・家電など一式をレンタルすることになるため、費用が高額になるケースが多いです。
まとめ
今回は、家の売却を検討している方に向けてホームステージングについて解説しました。
インターネット上で、ホームステージングの事例が閲覧できるので参考にすると良いでしょう。
また、ホームステージングの費用はケースバイケースですので、余裕をもって予算を立てておくことをおすすめします。
私たちセンチュリー21 際は、さまざまな不動産を取り扱っています。
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