自分で住むための住宅ではなく、他者に貸すことで利益を得る収益物件をお持ちの方もいるでしょう。
収益物件を売却するならば、どのようなタイミングで売り出すのが最適なのでしょうか。
今回は、収益物件の売却に関して、タイミングや手順、高く売却する方法をご紹介します。
収益物件を売却するタイミングを見極める方法
マンションなどの集合住宅は、10年ほどの単位で外壁や設備などの大規模修繕がおこなわれます。
このときの修繕費用はある程度積み立てられているものの、足りない分は現在の物件所有者に請求されるため、あまりにも修繕費用が高い場合は修繕前に売却すると良いでしょう。
また、マンション内が満室である場合、買主はあらためて入居者を探す必要がないため売れやすくなります。
建物の価値がほぼ横ばいになり、投資家にとって手を出しやすい金額になる築20年目あたりも、売却のタイミングに良いでしょう。
収益物件を売却する方法と手順
収益物件の売却には、不動産会社の仲介により買主を探す方法と、不動産会社が物件を買い取る方法があります。
不動産会社による仲介の手順は、査定依頼から始まり媒介契約の締結を経て、広告の掲示などで買主を探して売買契約を結ぶといった流れです。
仲介では相場価格での売却が可能ですが、買主が見つかるまでに時間がかかります。
買取の手順は仲介同様、物件の査定から始まり売却先の業者選定を経て契約、決済に至るケースが一般的です。
物件の迅速な売却が可能なほか、所有している物件の売却が近隣の方に漏れにくいというメリットがあります。
一方で、物件の相場価格よりも低い売却価格になる可能性があるため注意が必要です。
収益物件を高く売却する方法
収益物件を少しでも高く売却し利益を得るためには、大規模修繕の前など損をしないタイミングでの売り出しが大切です。
また、売り出し価格を付ける際には利回りを意識し、その物件の適正価格を考慮して価格設定すると、結果的に高い価格での売却につながります。
不動産は売り出してから売却までの期間が長ければ長いほど売れにくくなり、元の価格では売却できません。
売れないことによって、良い条件の物件ではないというイメージを買主側に与えてしまうためです。
そうなると、売却価格を下げない限り売却できなくなるため、高く売りたい場合は早く売ってしまうことが大切です。
まとめ
他人に貸して利益を得るための収益物件を所有している場合、損をしないタイミングでの売却が重要です。
収益物件を売却する場合は仲介や買取などの方法がありますが、売値を下げないためにも早期に売却できる方法を選ぶと良いでしょう。
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