中古マンションの購入にあたって「管理組合」とはどんな活動をしているのか、加入する必要はあるのか、気になっている方も多いと思います。
物件の立地や内装、間取りも大切ですが、より充実したマンション暮らしを叶えたいなら、管理組合の実態も把握したうえで購入することが重要です。
そこで今回は中古マンションの管理組合とはなにか、その活動内容や管理会社との関係性を解説いたします。
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この記事の執筆者
センチュリー21際 ブログ担当
【 資格：宅地建物取引主任者、木造ハウジングコーディネーター、ファイナンシャル・プランニング技能士】得意な物件は売買物件。
全般センチュリー21際では、和歌山市を中心に不動産売買・設計・リフォームなど土地・建物に関することを総合的に行っております。「顧客第一・地域密着」をモットーにお客様に満足していただけるよう、不動産売却・購入をサポートさせていただきます。
中古マンションの管理組合とは？購入時に加入する必要はある？
マンションの管理組合とは、そのマンションの管理をおこない、住環境と資産価値を維持するための団体です。
組合員はすべての区分所有者、つまりマンションの購入者で構成されます。
そのためマンションの購入者は必ず管理組合に加入する必要があると、区分所有法という法律で定められています。
また購入した部屋の権利を失わない限り、管理組合から離脱することもできません。
つまりマンションの住民全員で、住みやすく価値のある住環境を維持するために、管理組合は存在しているのです。
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中古マンションの購入時に加入する管理組合の活動内容とは？
中古マンションの管理組合の活動内容は、大きく2つに分けられます。
ひとつは、マンションの廊下・エントランス・駐車場・植栽など共用部の清掃・維持管理や、エレベーター・消火設備などの設備の点検・保守・修繕をおこなう業務。
業務を委託する管理会社の選定なども含まれ、管理維持のための実務的な活動をおこないます。
もうひとつは、管理規約の改正や大規模修繕計画の策定・見直し、管理組合の収支計画を立てる理事会の開催です。
通常、管理組合では加入者のなかから一定数の理事を選出し、理事会で上記の内容を協議・決定していきます。
一方、理事ではない場合も年に一度開催される「通常総会」や「臨時総会」に参加し、意志表示ができます。
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購入した中古マンションの管理組合と管理会社の関係性とは？
管理組合と似た存在に「管理会社」がありますが、これらの役割は厳密には異なります。
まず実質的にマンションの維持管理をおこなう義務があるのは、管理組合です。
しかし先ほどご紹介したとおり、維持管理に必要な業務は多岐にわたるため、管理組合だけでは業務を遂行しきれないことも多いです。
そこで維持管理業務の一部を、管理会社に委託するのが一般的になっています。
管理会社は委託された内容に基づいて、維持管理業務を代行してくれます。
しかし管理会社に代行してもらう場合も、どのような方針で維持管理をおこなうかは管理組合が決めなければなりません。
そのため管理組合には積極的に参加し、マンションの住環境と資産価値は自分たちで守ることが重要だといえます。
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まとめ
中古マンションの購入者は、そのマンションの管理組合に加入する義務があると法律で定められています。
管理組合ではマンションの維持管理業務や、理事会での大規模修繕計画・収支計画の協議・決定をその活動内容としています。
維持管理業務の一部を管理会社に委託する場合もありますが、方針は管理組合で決定するため、総会に参加して意志表示することが重要です。
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