注文住宅を建てる予定の方のなかには、先に土地だけ購入することを検討している方もいるでしょう。
しかし、土地だけ先に購入する際は、事前にメリットやデメリット・注意点を知っておく必要があります。
今回は、土地だけ先に購入するメリット・デメリットについて、注意点も含めて解説していきます。
この記事の執筆者
センチュリー21際 ブログ担当
【 資格：宅地建物取引主任者、木造ハウジングコーディネーター、ファイナンシャル・プランニング技能士】得意な物件は売買物件。
全般センチュリー21際では、和歌山市を中心に不動産売買・設計・リフォームなど土地・建物に関することを総合的に行っております。「顧客第一・地域密着」をモットーにお客様に満足していただけるよう、不動産売却・購入をサポートさせていただきます。
土地だけ先に購入するメリット
土地だけ先に購入するメリットは、主に3つあります。
1つ目は、気に入った土地を逃さずに済むという点です。
気に入る土地はそう多くはないため、先に購入することで、チャンスを逃さずに済みます。
2つ目は、建築する家をイメージしやすいという点です。
すでに土地を確保していることで、どのような建物にするのかや、駐車場・庭の位置などをイメージしやすいため、円滑に設計を進められます。
3つ目は、業者選びがスムーズになる点です。
建築予定の土地を保有した状態だと、正確な建物のプランや見積もりを出してもらいやすいため、業者を比較しやすくスムーズに業者選定ができます。
このように、土地だけ先に購入することで、建築や業者選定がしやすくなることを理解しておきましょう。
▼この記事も読まれています
マイホーム購入の際に知っておきたい！不動産購入時の年収について解説
土地だけ先に購入するデメリット
土地だけ先に購入するデメリットの1つは、住宅ローン選びが不利になる可能性がある点です。
土地だけを先に購入する場合、通常の住宅ローンとは異なった融資の組み方が必要です。
住宅ローンよりも金利が高い「つなぎ融資」や「土地先行融資」を利用する必要があるため、返済が重くのしかかるリスクがあります。
また、土地の購入時に不動産取得税や登録免許税も納める必要があり、初期費用による負担も大きいため注意が必要です。
さらに、費用面以外でもデメリットが存在します。
理想の建物が建てられない可能性がある点です。
面積や高さ制限があるなどの土地を購入した場合、希望どおりの家が建てられなかったり、大幅に妥協するといった事態に陥るかもしれません。
このように、土地だけ先に購入することはデメリットも存在するため、よく検討するようにしましょう。
▼この記事も読まれています
不動産購入前にチェック！固定資産税の計算方法と支払う時期を解説
土地だけ先に購入する際の注意点
土地だけ先に購入する際は、2つのポイントに注意する必要があります。
1つ目は、住宅の設計計画です。
つなぎ融資などを活用して土地を購入する場合、住宅の設計計画を申し込み時に提出する必要があります。
不動産会社やハウスメーカー、工務店に相談してみることをおすすめします。
2つ目は、住宅と土地の名義人を統一する点です。
住宅ローンを借りる場合、名義が統一されていないと利用できないため、同一名義で購入するようにしてください。
▼この記事も読まれています
土地の売買に消費税は必要？非課税・課税対象となるケースや注意点をご紹介
まとめ
今回は、土地だけ先に購入するメリット・デメリットについて、注意点も含めてご紹介しました。
土地だけを先に購入することで、理想の立地に家を建てやすくなります。
しかし、デメリットや注意点も存在するため、事前によく理解したうえで検討するようにしましょう。
センチュリー21際の私たちは、和歌山市を中心に、不動産取引、設計、リフォームといった、土地や建物に関連する多様なサービスを提供しております。
私たちの企業理念は「顧客を最優先・地域に深く根ざす」であり、その精神に則り、お客様が不動産の売買に際して最善の体験を得られるよう、心からのサポートを行います。
住宅ローンに関するご質問やご相談があれば、いつでも気軽にお声がけください！
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
