不動産投資には、空室保証という家賃を補填してくれるサービスがあります。
しかし、そもそも空室保証とは何か、サブリースと空室保証は同じなのかと疑問を抱いている方は少なくありません。
今回は、不動産投資の空室保証について、サブリースとの違いやメリットも含めて解説していきます。
不動産投資の空室保証とは
不動産投資の空室保証とは、「保証会社と契約締結することで、空室が発生した際に家賃の補填をしてくれるサービス」のことです。
投資用不動産に空室が出た場合、家賃収入を得られずローンを返済できなくなったり、維持費を用意できず経営を圧迫する危険性があります。
しかし、空室保証を利用していれば、万が一空室が出ても保証会社が家賃を補填してくれる仕組みになっているため、経営難に陥るリスクを軽減できるのです。
なお、空室補償の補填内容は保証会社によって異なります。
そのため、事前によく契約内容を確認しておくようにしましょう。
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不動産投資の空室保証とサブリースとの違い
不動産投資の空室保証とサブリースは、大まかな内容は似ていますが異なるサービスになります。
具体的には、サブリースは不動産会社がオーナーから一棟を一括借り上げするサービスです。
アパートやマンション一棟を借り上げそのまま第三者に部屋を貸すため、稼働率に左右されずに毎月安定した家賃収入を得ることができます。
なお、サブリースを利用した場合、管理全般も契約会社に任せることが可能です。
賃貸管理や建物管理などの管理業務をすべて請け負ってくれるため、手間をかけずに不動産投資をおこなうことができます。
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不動産投資の空室保証を利用するメリット・デメリット
不動産投資の空室保証を利用する最大のメリットは、稼働率が低くても家賃収入を得られる点です。
具体的には、万が一空室がでてしまっても家賃設定した金額の90%が入ってくるため、稼働率に左右されずに収入を得ることができます。
一方、不動産投資の空室保証を利用するデメリットは、保証料の負担が重くのしかかる可能性がある点です。
空室保証を利用する場合、稼働率が良くても保証会社に保証料を支払わなければなりません。
仮に、常に満室が続き人気物件の場合、損をしたように感じる可能性があります。
しかし、いつ空室が出て経営難に陥るかわからないため、あまりデメリットと捉える必要はないでしょう。
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まとめ
不動産投資の空室保証とは、空室時に家賃を補填してもらえるサービスです。
保証会社と契約することで、万が一稼働率が低下しても経営難に陥るリスクを減らせます。
ただし、デメリットも存在するため、事前によく理解したうえで利用を検討すると良いでしょう。
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