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不動産の底地投資とは?メリットやデメリットをご紹介

カテゴリ:不動産投資

不動産の底地投資とは?メリットやデメリットをご紹介

不動産投資の一つである「底地投資」をご存じでしょうか。
底地投資は賃貸経営に比べるとリスクが低いといわれ、新しい不動産投資方法として注目を集めています。
そこで今回は不動産の底地投資とはどのようなものなのか、メリットやデメリット、選び方のポイントをご紹介します。

この記事の執筆者

このブログの担当者  松浦 恭平

センチュリー21際 ブログ担当
【 資格:宅地建物取引主任者、木造ハウジングコーディネーター、ファイナンシャル・プランニング技能士】得意な物件は売買物件。

全般センチュリー21際では、和歌山市を中心に不動産売買・設計・リフォームなど土地・建物に関することを総合的に行っております。「顧客第一・地域密着」をモットーにお客様に満足していただけるよう、不動産売却・購入をサポートさせていただきます。

不動産の底地投資とはなにか

底地とは借地権が設定されている土地で、本来であれば所有者が土地の使用権を持っていますが、使用権だけを第三者へ貸し出している状態です。
所有者が「地主」、借地権を所有している方が「借地人」となり、借地人は土地を自由に使う代わりに、土地の使用料である「地代」を地主に支払います。
一方、地主は借地人から地代を受け取れますが、自分の土地であっても自由に使用できません。
地主が自由に使えないことから、底地は一般的な土地に比べて安価で入手できます。
安価で入手した底地を貸し出し、継続的に地代を得ることを目的とした不動産投資方法が、底地投資なのです。

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不動産の底地投資をするメリット・デメリットとは

メリットは賃貸経営の手間がかからず、コストも固定資産税と都市計画税のみの手軽さです。
また、借地人のほとんどが長期間の使用を前提としているため、継続的な収入が期待できます。
借地人がいる限り安定した収益が得られ、賃貸経営で悩みの種となる空室リスクや、退去にともなう修繕もありません。
デメリットは、ほかの不動産投資よりも利益が小さく、1年間の利益から税金を支払うと手元に残るのは少額になることです。
また、地主が自由に使えないため需要が少なく、売りに出しても買主が見つからない可能性があります。
売れにくさや権利関係の複雑さにより、底地を担保として融資を受けにくいこともデメリットのひとつです。

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不動産の底地投資を成功させるポイントとは

底地投資を成功させるポイントは、土地価格に見合った地代設定です。
古い土地は、かつての価格を参考にした地代が設定されたままになっていることも少なくありません。
土地の価格は時代や周辺環境によって変化し、それにあわせて固定資産税なども増減します。
地代と土地価格のバランスが悪いと収益化が難しく、損失が生じるおそれもあるため、定期的に地代改定をしているか履歴を確認しましょう。
また、契約更新料や建て替え・増改築の承諾料など、一時金の項目の多さも成功を左右するポイントです。
さらに、底地の位置するエリアも大切なポイントとして挙げられます。
底地投資に適しているのは、需要のあるエリアや、商業施設の開発などで将来活性化する見込みのあるエリアの土地です。

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不動産の底地投資を成功させるポイントとは

まとめ

底地投資とは、安価で購入した底地を貸し出し、継続的な収入を得る不動産投資方法です。
メリットとして賃貸経営よりも手間がかからないこと、デメリットとして収益性が低いことなどが挙げられます。
需要のあるエリアを選び、適切な地代設定をして底地投資を成功させましょう。
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