中古住宅を買いたいとお考えの方のなかには「購入にかかる費用についても融資を受けられるの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
経済的な負担を増やし過ぎないためにも、費用の内訳や支払いのタイミングを把握したうえで返済計画を立てることが大切です。
そこで今回は、中古住宅の購入にかかる費用やいつ支払うのか、住宅ローンを組める範囲についてご紹介します。
中古住宅の購入にかかる費用とは?
住宅を買うときは建物や土地自体の費用だけではなく、手数料や税金などさまざまな種類の費用がかかります。
その目安は、物件価格の6~9%ほどです。
そのなかで手数料には不動産会社に支払う仲介手数料、住宅ローンを契約するときに金融機関へ支払う事務手数料などがあります。
どちらも契約先によって具体的な金額は異なるため、選ぶ際は慎重に検討しましょう。
売買契約書や融資の契約書の作成に必要な印紙税は、契約する金額によって異なり、1,000万円〜5,000万円の場合は2万円かかります。
不動産を得たあとに一度だけ支払う不動産取得税は再建築価格の7割が目安ですが、購入時期によっては軽減措置を利用することも可能です。
ほかにも抵当権設定登記の費用や団体信用生命保険料、火災保険料などさまざまな諸費用がかかります。
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中古住宅の購入にかかる費用を支払うのはいつ?
売買契約時は手付金や印紙税、仲介手数料などがかかります。
手付金は現金で支払わなければならないケースも多いため、早めに支払い時期と金額を確認して用意しておきましょう。
住宅ローンの印紙税や物件価格の残代金、登記費用などは引き渡しまでに支払います。
引き渡し後は不動産取得税や固定資産税などの税金が発生するだけではなく、引っ越し代や家具家電を購入する費用などもかかります。
中古住宅を自分や家族好みにリフォームする場合はその工事費用などもかかるため、引き渡し後の予算計画もしっかり立てておきましょう。
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中古住宅の購入にかかる費用込みで住宅ローンを組むことは可能?
中古住宅を購入する際の費用は合計すると大きな金額になるため、なかには諸費用も含めて住宅ローンを提供している金融機関もあります。
住宅ローンに諸費用分を含めて融資を受けることをオーバーローンと呼び、リフォームや引っ越しの費用まで組み込めるケースもあります。
ただし、融資額が増えると返済額が増えて返済期間も長くなるため、融資を受けるかどうかは慎重な検討が必要です。
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まとめ
中古住宅を購入するときにかかる費用とは、税金や保険料などの諸費用のことで、これらの費用込みで受けられる住宅ローンもあります。
ただし返済額が増えてしまっては将来的な負担が大きくなってしまうため、諸費用の目安やいつ支払うのかを把握して慎重に検討しましょう。
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